自由の女神

だいぶ前ですがクイズ番組か何かで自由の女神に関する問題が出題されてました。女神像自体がフランスから贈られた物である事は知っていたのですが足元の鎖など色々知らない事があったのでちょっと調べて要点を整理してみました。

・1886年にアメリカ合衆国独立100周年を記念してフランスから贈られた
・左手にはアメリカ独立宣言の日「1776年7月4日」を刻印した銘板
・王冠の7突起は7つの大陸の7つの海に自由が広がるという意味
・足元には切られた鎖があり、自由になった証を象徴している
・世界遺産である
・以前は171段の螺旋階段によって冠部分の展望台に上がることができたがテロ事件の影響により無期限閉鎖中

わー、そうなのか!冠部分から顔を出して手を振っているレポーターを子供の頃にテレビで見たような記憶があるんだけどあれを真似する事はほぼ不可能になったって事なんだなー。だとしても死ぬまでに一度は見ておきたい場所だー。

ちなみに女神像に関連して「民衆を導く自由(の女神)」というドラクロワの絵があるんですがこれってジャンヌダルクとは全く関係無いんですね。確かに絵の中心でみんなを率いてる感じの女性は乳丸出しでちょっとゴツイし19歳で処刑されたジャンヌダルクのイメージとは掛け離れてるとは思っていましたがイメージの安易な結び付けって良くないなー。

ついでなんでお台場にある自由の女神像についても言及。

パリの自由の女神像が日本におけるフランス年事業の一環として1998年4月29日から1999年5月9日まで設置されていた。この事業が好評を博したため、その後、フランスからレプリカの制作が認められフランスのクーベルタン鋳造所にて複製されたブロンズ製のレプリカが2000年に設置された。

って事らしいんですけども。要約すると最初は

・パリにあったホンモノがお台場にいた
・期限が来たのでホンモノはフランスに帰国
・帰国した代わりにレプリカがやって来て現在に至る

という流れのようだ。あっさり読み過ごしてしまいそうだけど引っかかった。つまり98年4月から99年5月の間はパリに自由の女神がいなかったって事だよな?それってすごくね?

で、探してみたけど無かった。ざっとしか探してないけど自由の女神が不在だった時の画像は見つけられませんでした。セーヌ川のグルネル橋のたもとにこうやっているらしいんだけどコレが普通に台座しか無かったのかな?いやさすがにそれは無いだろうなあ。てなるとレプリカが置いてあったりしたのか?それも考えにくいなーどうなんだろう気になるわー。当時は日本とフランスの交流強化期間ではあったようですが前述ドラクロワの「民衆を導く自由(の女神)」が日本に来たかと思えば法隆寺観音菩薩立像(百済観音)がフランスに渡ったり意外と凄いことやってのけてる事に驚きました。

ここまで調べていたらフランスに行きたくなりました。が、時間も制約も限られているのでフランスにゆかりのある物をゲットして気分だけでも味わおうと思いました。
で探してみたらエシレというバターが美味しいらしい。250gで1800円という高級バター。どうせ食べるならパンも美味しい方が良い!というわけで厳選しました。

日常で食べる朝食からしたらすごい贅沢ですけどたまにはこんな朝食も良いかなって思いました。

以上、はてなロディア欲しい!という気持ちが芽生えたので書こうとしていたネタと強引に絡めてみました。