お父さん改革

少子化対策で現金をもっと与えるだとか保育園を増やせだとか短絡的な対策ばっかり叫ばれてるけどさ。やっぱりお父さんの頑張りが足りてないんじゃね?と。そして何故それが不足するのかと言えばやはり教育なわけでその辺りを改善していくことが最も重要だと思う。

かと言ってまた短絡的に考えてしまうと「お父さん教室を設置して子供が産まれるお父さんは強制的に受講してもらいまーす!」なんて税金の無駄遣いにしかならない対策が打たれてしまう。根本的に変えていこう。抜本的な改革をしよう。バッポンバッポン!くり返すとトイレの詰まりを解消してる音みたいでなんだか流れが良くなりそうな気がするね!

具体的にどうするべきか。鉄は熱いうちに打て。脳が柔らかいうちに詰め込め。というわけで子供の頃からお父さんも子育てを頑張るという刷り込みをするべきなんじゃないかな。お父さん学校なんて無いわけだから男が父親になった時に参考となるのは自分の父親。旧世代が好きそうな「男は外で戦い、女が家を守る」なんて言葉がある。基本的には賛成だけど法律の解釈と一緒で曖昧なんよね。男に都合よく解釈する人が多いんだよ。となると時代錯誤なキャッチフレーズっしょ。この標語をまず捨てよう。

お母さんも変わる必要がある。お父さんの居場所を家庭内に無理矢理作っちまおう。居場所ぐらいあるって思うかもしれません。けど今そこにあるお父さんの居場所ってのはお父さんのお父さんによるお父さんの為の居場所であってof the family, by the family, for the familyな居場所じゃないんです。だから家族にとって都合の良いお父さんポジションを構築するのだ。

イメージ的に家庭内ではお母さんが最強になる。だって家庭内でいろんな事を知っていていろんな事を出来るのはお母さんだもの。非協力的なお父さんは家庭の事なんて全くわからないわけで子供からすれば「怒ると怖いからお父さん強い」ぐらいにしか思ってないんじゃないか。そこで「やろうと思えばお母さんでも出来るけどお父さんじゃないと出来ない(と決め付けた)家事雇用を創出する」って案を提出します!

出番は少ないけど電球の交換とかから始めましょう。たったこれだけでも小さな子供からすれば「お父さんすげー!」です。お父さんも最初はイヤイヤやるわけですが子供から尊敬されるってまんざらでもない。「こ、このぐらい誰だって出来るんだからッ!」とか言っちゃったりしてね。子供はそれでも目をキラキラさせながら「そんなコト言っちゃってお父さんすげー!」ってもう一度言ってくれますよ。実際は「すげー!(キモイ)」って意味なんですけどね。

電球の交換ってお父さんの休みとか待ってたら不便なんで子供がいない時にこっそりお母さんが交換してていいです。で、お父さんの休前日にこれまたこっそり切れた電球に交換しておくわけ。そんで「あら、切れちゃったみたい」とか言う。めっちゃ白々しい!けど気づかない。男なんてみんなヴァカだから。切れた電球のストックがあるご家庭はこの週末から実践してみてはいかがでしょうか?