政治家のニンキって何だろう?

都知事選と同日に都議の補選が行われました。当日現地に行って初めて都知事選以外にも投票があったことに気づいた人も多いんじゃないですかね。私が投票参加出来る選挙区では3人の候補者がいたのですがそのうちの一人が若い女の人でした。若いといっても政界レベルでの話で30代半ばですけれど。

若い女だから区議として当選した?

裏を取り始めるとキリがないのでうろ覚えな記憶だけで言及してしまいますが過去に同じ選挙区にて若い(それでもやっぱり30代)女性が立候補した事があるのです。それは都議選ではなく区議選だったのですがかなりの得票数でトップ当選しました。私が選挙権を得たばかりだった頃なのかよく覚えていませんがその区議選の時はたまたま候補者の事をある程度まで詳しく調べていたのです。どこを調べてもトップ当選するような要素がなかった事は強く覚えています。江戸川区は区議会議員レベルだとCDのジャケット買いをするように投票するんだなーとも思いました。もっとも落選した候補者に彼女より明らかに優れている人がいたわけじゃないので当選自体に異論はありませんでしたけども。

都議クラスになると若い女だけじゃ通用しない?

とりあえず今回の女性候補は落選しました。簡単には結論付けるのは危険ですけど都議レベルになるとジャケ買い理論はなかなか通用しないとも言えるのかな。いやでも江戸川区って若い世代が多くて投票率は低いんだよな?過去3回の都知事選に限れば23区最低の投票率らしいです。年配の人たちがジャケ買いとか無さそうだなあ。違うかも。でもだとしたら何だろう?あーでも佐藤ゆかりだってビジュアルで当選したっぽいよなあ。年配の人ほどジャケ買い投票するって事な気がしてきた。

区議→都議とか参院→衆院とか転身する意図って何?

で今回の女性候補者は現在1期目の区議(前述の女性区議とは別人ですがお察しの通りトップ当選だった。と思う。調べるか。やっぱりそうでした→2003年江戸川区議選)なんですけど転身って事になるのかな?別に区議の任期を全うしてから都議に立候補しなければならないなんてルールは無いから良いと考えるか、区議としての仕事に期待して投票した人たちへの背信行為と受け取るかで変わってくると思いますが本人のサイトでも区議から都議へ転身する経緯が確認出来ないって論外なんじゃないかなあ。他の部分も含めて適当にしか調べてない理由はここです。いきなり行き詰まって萎えた。区議から都議へ転身したことで有権者を裏切ったことにはならないと思いますが最初から都議を目指さなかった理由があるはずでメジャーデビューして売れた途端に下積み時代を支えてくれた奥さんを捨てるミュージシャンみたいに見えなくもない。大橋巨泉みたいな辞め方は論じる価値もないけれど転身組って国会議員でも多いように思う。所属する政党の意向も大切だけれど数の論理に振り回されて有権者の方を向かなくなっちゃうからジャケ買い投票されんじゃないのー?ブログ書けとは言わないけれど自分の気持ちの変遷を忘れないようにどこかに綴っておけよ、って思う。最初から"政治は数"みたいに考えてる政治家はいないと思い込んでるのでその辺はすごい気になる。

過去の転身組は今

そういえば以前にも転身組はいました。街頭演説で名前を連呼していて鬱陶しかったので「うっせーな誰だよ!」と思ったら(名前を連呼しているのに誰だよって聞くのは自分なりの皮肉ボケですけどオクチに合いませんでしたかすみません)区議で当選したはずの男性でした。当選したばっかりなのに何で?と思ったら今度は都議選だった。明らかに任期満了してない。この男性も今回の女性候補も民主党だったのですが節操が無いというか人材不足で自動的に繰上げ昇格になっちゃうベンチャー企業みたいだなって思った。その人を久しぶりに確認したら区議に返り咲いてた。

# 所属政党は、日本新党新党さきがけ民主党を経て2001年以降は無所属。またフリーウェイクラブの副会長をつとめた。
# 2006年11月15日、滋賀県警に道路整備特別措置法違反容疑で逮捕された。「無料通行宣言書」と書いた紙を使い、高速道路の料金を支払わずに他人を通行させた共同正犯の容疑である。同日、江戸川区議会は議会声明を発表。さらに12月12日に全会一致で問責を決議。
# 2007年1月23日、彦根簡易裁判所で初公判。起訴事実を否認。

wikipediaより引用)

無所属になってたけど在任中に逮捕されてたり何か足りない人っぽい。

他の選挙区はどうなんですかね。政党に限らずこういったあっさり転進組は多く存在するもんなのかな?人気が出たから任期を待たずにステップアップって良い事なのか悪いことなのかよくわからないけれど少なくとも本人たちは良い事だと思ってるんでしょうね。