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感情の見えない恋愛は破綻する

男女

僕は物体Xを持っていない/後日談がアップされていたので再び言及。以前のエントリにも以下のように言及していた。(匿名ダイアリーには匿名で言及するべきなんだと前回気づいたけど関連だから直接書きます)

これって若さゆえの感覚じゃないかと思う。とびきり幸せじゃないけれどそれなりに幸せな現彼氏。一方で危なっかしいけどとびきりの幸せを運んでくれそうな元彼氏。20代後半や30代に入ると後者なんて選んでられないけれど20代前半ならば賭ける価値はあるよね。

要約すると彼女の感覚が間違ってるんだと思うよという見方。そう思ってたんだけど上記にある後日談の次の部分で引っかかった。

この一ヶ月間、彼女にとっての物体Xとは何だったんだろうとずっと考えてた。今ならそれはぼんやり分かるんだけど、それは多分互いの気持ちをぶつけ合ったり、ケンカしたり、そういう過程で起こる気持ちの共振みたいなものだったんだろう。僕も一番最初に付き合った人に対して感じた気持ちだ。確かに、僕らはそれを生み出すことはできなかった。僕は彼女を失うことが怖かったから。僕は彼女が幸せそうにしていてくれれば自分は何でも良くて、それが僕の幸せだったから。本当にそれで幸せだったんだ。でもそれではいけなかったんだろうな。

これで親友の離婚を思い出した。どっかのブクマコメントでも書いた気がするけど詳しく書く。

彼は25歳で結婚、28歳で23区内に一戸建てを建てた。建て売りじゃなく土地を買ってね。自分の周辺は欲がないので20代で都内に一戸建てなんて幸せだねー、なんて言ってた。けれど家が完成して1年と経たずに離婚した。

離婚の理由を聞いてみると理由らしい理由はなく、彼に落ち度は無いように思えた。

ただ、いくつかの夫婦喧嘩(子作りに関するシビアな問題)の対処を聞いているうちに不安がよぎった。彼の夫婦喧嘩はケンカじゃないように思えたからだ。確かに彼は昔からケンカなど他人と衝突する事を嫌う。よく一緒に遊んでた時代もそうだった。俺が感情にまかせて理不尽な要求をしたとしても冷静に対処していた。ケンカした後は大抵の場合、自分の主張が通ろうが通るまいが気持ちが晴れるものだ。しかし彼とのケンカはともすれば一方的なものとなりモヤモヤがいつまでも残った記憶がある。

奥さんの立場からの意見を聞いていないので何とも言い難いのだがそういう点が最大のネックなんだったのかもしれないと思う。ちなみに彼は離婚後もモテていて何人か彼女が出来た。しかし似たような形(振られる理由も特にないのに振られる)で全て別れてしまっている。

自分は感情的なのでよくわからない感覚だけど仮にそういう感覚を持っているのだとしたら多少は気をつけた方が良いのかなと思う。彼女を失いたくないからと大事に行こうとするのは付き合い始めなど恋愛序盤にこそ安泰な手法かもしれない。しかしその手法では感情の起伏に乏しくなりがちである。感情が見えない相手ほど不安なものはない。大事に行ったはずが彼女から彼に対する不安へと繋がるわけだ。やがて不安は不審へと変わり別れがやって来る、という本末転倒な結果になりがちなのではないだろうか。