REBECCAのMOON

今回打ち上げられたかぐやは米アポロ計画以来となる本格的な月探査機ということで月にまつわる話。

月と言われて真っ先に思い出したのがレベッカのMOONという曲。加齢臭たっぷりでごめんなさいね。わかんない人たちはパパママに聞いてね!なんなら俺のことをパパって呼んでも良いんだよおおおおハァハァ。

で、そのMOONって曲なんだけど曲中で歌詞とは関係なく「センパイ・・・」って声が小さく聞こえると。当時は中学生だったから盛り上がったなー。俺の周囲は少なくとも盛り上がってた。レベッカの事が好きだった男が好きな後輩女子がいて一緒にコンサートに行く予定だったけど行けなかっただとか「NOKKOが好きだから」という理由で憧れの先輩から振られた為に自殺した女の子の声だとか色んな解釈があったりしてね。でも俺は盛り上がれなかった。なぜなら・・・

何度聞いても聞こえなかったから!

その頃の自分は怖がりなくせに怖い話が大好きな少年でしてそれこそテープ(テープて!)が擦り切れるほど繰り返し聞いたのですがまったく聞こえませんでした。だから怖くも何とも無くて拍子抜けだったんですね。

ところが!

「MOON」に入っている「せんぱい」という声はというと、「NOKKO自身の声」。これはいくつものテイクを重ねて仕上げる中で、別テイクの声が残ってしまったものらしいです(無知な上うろ覚えなので、不正確な表現で申し訳ない)。そして本当は別な言葉なのが、偶然「せんぱい」に聞こえてしまうという「空耳」型のケースでもあります。

ググってみたら奇跡体験アンビリバボーで謎が解明されてるよ!またオマエか!スカイフィッシュはいるんだよバカー!だって聞こえなかったもの!恐怖に耐えられない心理状況が聴力を抑えてたんだろうか?だいたいNOKKOは何でレコーディング中にセンパイとか言ってんの!

などと文句を言いながらリンク先を見てたら、あるフォークグループの解散コンサートの音源に「わたしにもきかせて」という声が入ってたと書いてある。そのグループの名はかぐや姫。月からずいぶん脱線したのにここで戻ってくるとは面白い。