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神宮山美佳

[rakuten:book:12106401:detail]
江川作品を読むのは東京大学物語以来。しかも村上クンが東大に入ってからはよく知らない。2人の女の子に気づかれないよう必死に3Pしてるシーンを覚えてるぐらい。ねーよ!この作品も背景というか根本的な考え方は東京大学物語のそれと同じ。学歴に対するコンプレックスがやっぱり入ってるのかどうかはよくわからないけれど。

内容は神宮山美佳という美人家庭教師が現れた家庭の父親視点で進む。彼女の教育方法は従来の家庭教師とはまったく違って作品中では宗教と言われてるけどカウンセリングとも受け取れるかな。彼女は自分を家庭教師と認めた相手を全員診る。それぞれが彼女によって変化していく。息子の学力向上は当然ながら妻の魅力も増して行く。今までは愛人(25歳の部下)としかセックスしてなかったのに神宮山美佳の手によって変化した妻の魅力に気づかされ再び妻を抱くようになる。挙句の果てには妻の魅力が愛人の魅力に勝り愛人を捨ててしまう。

常日頃から「世の中の夫どもはワイフをもっと抱け!欧米人に負けてんじゃねえ!」と言っている俺なのでここまでは最高でした。が、その後は複雑。愛人が妻へ宣戦布告。妻は愛人を第二夫人として認知。父親は編集者としても大成功してモテまくり他でもセックス。えー。そうなんのー。

江川達也はホントそういう童貞願望具現化ストーリーが好きだなー。俺も嫌いじゃないけど。神宮山美佳が用意した仮想対話相手が喋れるブタさんだったりクマさんだったりするんですがその設定は良いと思った。人間よりも動物を相手にしたほうが素直になれる感じがするし。今後の展開が難しそうだけどなかなか面白かったです。