- 作者: 長嶺超輝
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2007/03
- メディア: 新書
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まったく爆笑しませんでした。一つも笑える言葉なんて無かったっていうか笑えるかヴォケ!確かにタイトルで読みたいって思ったけど東スポスタイルやめい!
それどころか何度も泣きそうになったよ!裁判官って職業を選んだ人すげえなあ。個人的には児童虐待関連の話が何度も出て来たのが苦しかった。義母・祖父・祖母から虐待を受けて亡くなった3歳10ヶ月の男児とか切なすぎる事件なんだけどその時の裁判官の言葉を勝手に抜粋。
家族の愛情を求めながら、その家族から虐待を受ける日々を、どんな思いで耐えていたのか。何を感じながら人生の幕を閉じていったのか。願わくば、その人生が悲しみばかりでなかったことを祈る。
やばい、書きながらウルウルして来た・・・。何でもキッカケは妊娠した義母の腹に男児が乗っかり入院した事が原因だったとか。裁判官は赤ちゃん返りと認定したそうですが誰でもわかんだろうー。
実際は複雑なんだろうけどね。男児は現在の嫁の子じゃないし祖父母的にも前妻に文句があったのかもしれない。だとしても子供は関係ないでしょがあああああ。児童虐待って死んでから我に返って「あの時あそこまで感情が昂ぶったのは何だったんだろう?」って感じなんじゃないのかな。小さなキッカケを上手いこと昇華するシステムがあればいいのにな。