のはなし
- 作者: 伊集院光
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2007/09/28
- メディア: 単行本
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伊集院光の「〜のはなし」が80ほど集まった本。元々はメルマガだったそうであと670あるらしい。残りも全部読みたいと思えるぐらい面白かった。
伊集院光と言えばウンチク。くりーむしちゅーの上田なんかも相当なウンチク王だが彼は面白い話をしてくれるイメージがない。一方で伊集院は独特のテンションもあいまって非常に面白い話をする。気がする。オールナイトニッポンとか相当面白かった。らしい。聞いたこと無い。
どの話も面白いのだが彼の幼少時代のエピソードは特に興味を惹かれた。どちらかと言うと俺の中で伊集院光はどうでもいい事をよく覚えてたりするので頭が良いというイメージだった。面白い話が出来る人は基本的に頭が良いと思ってしまうせいかもしれない。自分はカツゼツが悪く話もまとまりが無いので憧れも含んでいるんだろう。
が、この本の中に出てくる幼少時代の伊集院光は超バカ。もちろん時折、子供とは思えないような言動や思考が垣間見えるんだけどそれを補って余りまくるほどバカ。真夏の暑い日にアイスを食べようと思って開けた冷凍庫にアイスが無かったからって庫内にこびりついた霜を食おうとしねえよ!さらに唇がひっついて取れなくなるとかありえん!本ではこの後にもう一段オチがあるのだがそれは読んでのお楽しみって事で。
みんながこの本を買う事で残りの670も刊行されますように。