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郵便局員とメールサーバ管理者、怖いのはどっち

雑記

便利さにかまけて普段はプライベートでgmailを使っているが、最近まで気づかなかったのは、僕のメールボックスが昨夏から諜報機関から令状なしで読み放題になっていたことだ。これはサービスじゃなくて法律の話だから、事情はgmailに限らずHotmailとかも同じだし、実際のところ各社がどういう運営を行っているかは分からない。

一般人なら傍受されてもチェック対象にはならないだろうけどメールは傍受されるリスクを踏まえた上で使用すべきだというお話でほぼ同意見。通信というものはそもそも傍受されるもので便利と引き換えに課せられたリスクなんだろう。

けれど通信手段の発達によってリスクの程度が変わっている。郵便局員が血迷って郵便物をバラ撒くのとメールサーバ管理者が血迷ってメールをバラ撒くのとはワケが違うことをもっと認識すべきだろう。すぐに意識されるのはバラ撒かれる量と範囲だと思う。前者はごく一部の地域かつ限られた量なのに対して後者は全世界で量も膨大だ。

しかし問題はそこだけではない。前者は郵便物の山に埋もれて目と手を使って欲しい情報を探し出さなければならない*1。一方で後者は気まぐれでワンクリックすれば勝手にコンピュータがメールデータに埋もれてくれる。

要はハードルが低いって事。アナログデータなら流出しても放置される確率が高いのにデジタルデータはかなりの確率で検索される。このハードルの低さがそのままリスクの高さへと変わる。SaaS全盛時代へと突入している感じがするけれど企業はこの辺りの教育を再度徹底するべきだと思う。

こうやって考えるとある程度この手のリスクに備えがある人ってオンラインじゃ個人的なメールだとしても本当の本音は語らなかったりするのかなあ、なんて思ったり。

*1:OCR技術も発達しているとは思うけれど一般人には縁が薄い気がする