ジャスダックとヘラクレス、統合後の呼び名

 今後、大証は、ジャスダックTOBで子会社化した上で、システム一本化の作業に1年3カ月程度かけて完了させる計画だ。すでに大証幹部は「経営統合の次は市場統合だ。同じグループに2つの新興市場があるのはおかしい」として、ジャスダックとヘラクレスとの市場統合の姿をにらんでいる。両市場が統合されれば上場企業の数は1100を超えて、東証マザーズの約6倍の規模で圧倒的な存在となる。

大証がJASDAQにTOBと聞いてJASDAQ銘柄が大証に昇格するのかと思ったけどそんなわけないですね。統合後の呼び名がどうなるかを考えてみたいので現状の由来をちろっと調べてみる。

JASDAQの名称由来

Japan Securities Dealers Association Quotation System

JSDAQSになるから順番に並べただけじゃなかった。

ジャスダックは、平成3年11月に導入された「株式店頭市場機械化システム」を指し、英文名称の"Japan Securities Dealers Association Quotation System"の頭文字に由来する。

NASDAQとの関係は?

NASDAQ(ナスダック、National Association of Securities Dealers Automated Quotations)は、1971年に全米証券業協会(NASD)の主催で開設されたアメリカ合衆国にある世界最大の新興(ベンチャー)企業向け株式市場である。

似てるけどモロパクリではないようだ。むしろNASDAQと関係がある(あった)のはヘラクレスの方だしなあ。

大証ヘラクレスの名称由来

元々は日本版NASDAQだったけど提携解消で名称が変わったと。そして公募で決まった模様。公募で決めるというのは響きで決めました!って解釈で良いのかな。

NASDAQの撤退により、その後は大阪証券取引所が独自に運営することになり、市場名を公募することになった。その結果、452件の応募の中から「ニッポン・ニュー・マーケット-ヘラクレス」が正式名称に選ばれた。

東証マザーズの由来

Market of the high-growth and emerging stocks

これまたMothesとなってrが抜けるので並べただけじゃなかった。ありがちでムズムズするけど略語の難しいところか。

Mothers(Market of the high-growth and emerging stocks の頭文字から)高い成長、拡大が期待される事業や新たな技術・発想に基づく事業を行う高い成長可能性を秘めた企業に資金調達の機会を与えるとともに、投資家に新たな投資物件を提供することを目的に、1999年11月に東証において創設された市場。

結論

安易にくっつけるジャスクレスは無さそうなので東証マザーズに対抗する形で大証ファーザーズにすれば良いんじゃないかと思ったけどこれじゃ何の略だか説明出来ない。大証を大小と考えて大小ギャンブルズも捨てがたいが投資家に逃げられそう。

そもそも東京証券取引所を東証、大阪証券取引所を大証って縮める手法がおかしいのではないか。合ってるといえば合ってるけど東京大阪を縮めたら東大にはならない。その場合は京阪*1となる。というわけでまずは大証を改めよう。阪証だ。阪証にすると阪証タイガースで良い気がして仕方ないけど商標問題とかでモメたり何より紛らわしいので堪える。

やっぱり安易で良い気がしてきた。ただしジャスクレスは言いにくいのでヘラダックで。アヒルなおくちに・・・!なんて考えると全力で(資金を)突っ込みたくなるような名前だとは思います。

*1:ボケのようですがコメント欄で指摘されるまでマジで思ってました。いい歳こいて!そういやこっちであんま聞かない単語だなーとは思った!死ぬほど恥ずかしい!