楽園

楽園 下

楽園 下

すっかり忘れてたけどようやく貸してもらいました。一時は下巻だけ買ってやる!とまで思ってたんですが本を所有する気は現時点に限ればさらさらないので処分するのに困るって事で思いとどまりましたが。上巻のレビューはコチラ

等くんの能力をどうまとめてくるのか興味津々でしたがそうまとめてきましたかー。まあどちらでもアリだと思ってたんでアリです。等くんと茜ちゃんの対比がよく出来ていると思いました。土井垣父や事務局長の言葉は厳しいなあ。答えようが無いもの。しつけは親の仕事と思ってるけどこうやって親が頑張っても解決出来ないケースは現実としてあるわけで自分が当事者となった場合に果たしてどこまで出来るのかっていう。

教師が悪いとか親が悪いとか責任を押し付けあうばかりで肝心の子供が蚊帳の外って状況だけは避けたいですよね。どっちが悪いとか言い合ってる暇あったら子供にかまってやれよっていうね。んで子供に構ってばっかりはいられないような状況を余裕のある独身が見かけたら軽くでいいからフォローしてあげたら良いんでないかなー。でも何したらいいかわからないんよね。

熱海駅でママ!ママ!って泣いてる女の子を抱っこしたお父さんが「公衆の面前で騒ぐなんて!」的にお尻ぺんぺんしてたんだけど俺らは気にしてないよってアピールだけでも伝わればいいのにと思った。あと切符を買う係をママと交代するだけでいいじゃないとも思った。パパ的にはママが呼ばれ続ける事態を何とかしてママへの負担を軽くしてあげたいんだろう。それはそれで素晴らしい事だ。でも結局は子供にイライラしてるわけでそうなるとますますパパ離れ、とまではいかないにしても本末転倒な事態だなあと。まあ俺が言ったところで説得力ないわけですが。