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ほんたにちゃん

レビュー BOOK

ほんたにちゃん (本人本 3)

ほんたにちゃん (本人本 3)

写真の専門学校へ通うため上京してきた女の子の話。自分は上京するという経験がないのでここら辺の心境がよくわからない。俺の場合は東京生まれ東京育ちと言っても流行の先端とは程遠い東東京なので全くわからないわけでもない。東京も西高東低だと思うなあ。何をもって高とするかわからんけど。東東京でも浅草とか葛飾とか下町出身ならばそれはそれで語れる事もありそうだけど何も無いからね。だいたい江戸時代は海だったし。よくわからないながらも俺が新宿渋谷以西に出るのを躊躇うみたいな感覚かなあと。

で内容なんだけどテンポは良いです。サクサク読める。本谷有希子は嫌な女を描く人って印象なんだけど自分の中に潜む嫌な女体質をリアルで出さずに創作の主人公に出してる感じがする。きっと以前読んだインタビュー記事でイラっと来たせいなんだろうけど。

でも今回のは嫌な女って感じじゃなくて単なる勘違いちゃんですね。有名アーティストに誘われたけど安易に寝てはダメだと色々計算巡らせるもののアッサリ看破され撃沈。挙句の果てには「ちんこ立てませんか?」と懇願するとか「あるあr・・・ねーよwww」と思いながらもそこに至る過程での思考に対して部分的に「あるあr・・・あるあるあるあるwww」とかなってしまったのは俺が勘違いちゃんだからですよね。困ったもんだー。