LADY〜最後の犯罪プロファイル〜

「あなた、まる見えよ」て。なんかもう見るからにダダ滑りしそうな感じが逆にツボって初回2時間スペシャル観ました。初回が長いのはよくある話かもしれないけど2時間て。2時間ドラマとか映画を意識すれば悪くないけど連ドラ初回と考えると長い。ストーリーをご存知ない方の為に引用。

警視庁捜査一課に新設された犯罪行動分析室（通称：CPS)を舞台に、犯罪捜査のプロである捜査一課の刑事たちが頭を抱える難事件を、犯罪の痕跡から犯罪者の行動や心理を分析し犯人像を推定（=犯罪プロファイリング）し、犯人を追い詰めていく最強のプロファイリング捜査チームの活躍を描く本格ヒューマン・サスペンスドラマだ。主演の北川はアメリカのFBIアカデミーで犯罪プロファイリングを学び、警視庁に新設された「犯罪行動分析室」にスカウトされた新人プロファイラーである主人公・香月翔子を演じる。

北川景子はクールキャラでなんなくプロファイルしてくのかと思いきや意外とがんばり屋さんキャラでした。でまあ犯罪プロファイリングに関しては予想通りグダグダ。FBIって勘の略だったのか的な。平岡祐太が二言目には「統計によると」ってグラフを見せてくるんだけどむしろこれだけの方が説得力あるんじゃね？レベル。

キムタクの脳科学ドラマでも思ったんだけど科学捜査ってドラマ向きじゃない。過去の犯罪データがグラフィカルに提示されるのはまあいいとしても現在捜査中のデータがそこまで整理されてんのかってマジレスがどうしても頭をよぎる。科警研だって外部向けに加工しない限り粗いデータのまま分析してるはずだろー。今回なんて大型ディスプレイに犯行現場写真とか犯人からの通報音声とか全部キレイに並べられててタッチパネルで再生・停止・再生・停止って捜査員同士でケンカしててもう違和感ありまくり。補助スタッフがものすごく沢山いれば可能だろうけどそんな人たちは見切れる事すらない。オペレータっぽく須藤理彩が1人いるだけ。かと言ってリアルにやったらわかる人にしかわからんデータになるだろうし地味だからどうしようもないんだろうけど。

プロファイリング期待派にとってはもう観るに値しないドラマだと思うんですがそれ以外の部分で面白かったです。とりあえず北川と木村多江が飲みに来てた

亀戸ホルモン恵比寿店

ジャンル：ホルモン
住所：渋谷区恵比寿南1-14-2 タイムゾーンビル　１Ｆ
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(写真提供：辣油は飲み物)
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が旨そうだった。

死体の描写が怖かった。荒らされた部屋。泣いている子供。覆面姿で奇声をあげる犯人。落ちていたスケッチブックを1枚破り取って丸めて食べる。吐く。なんじゃそら…と思っていると後ろの方でガタンガタンという物音。ゆっくりと洗濯機がアップになる。あー確かに洗濯機ぽい音だったわ・・・っていうか誰かが洗濯槽に頭から突っ込まれてるー！背中に包丁の刺さった母親！洗濯機からはみ出た下半身が振動で揺れてるー！脇にある風呂場では浴槽からはみ出す形でやはり死んでる父親。

犯行動機というか犯人の背景も良かったなー。途中から犯人は過去に虐待されていた可能性があってそのトラウマが何らかの刺激で犯行に向かったのでは？ってなるんだけどそのキッカケが児童虐待の電話相談。そこに出入りしてるシステム業者がたまたま聞いてしまう→その業者が自宅からでも通話内容が聞けるよう細工する→自らも児童と電話で会話するようになる→虐待許せん！殺してやる！みたいな流れ。

犯人は序盤から出てるもののずっと覆面だし奇声あげるだけでロクに喋らないから誰だかわからんかった。目が大きいのはわかってて勝村？でも肌質がもっと若いなーぐらい。結局、DAIGOだったんですけど狂った演技も全力で演じてたし目付きとかホントに犯人ぽくて良かった。

父親に復讐したいけど死別か何かで出来ないので他の虐待児童に自分を重ねて惨殺を繰り返してるというプロファイリング。しかし父親が亡くなった時のDAIGOの年齢と対象児童の年齢にズレがある。辻褄が合わない…プロファイリングミスか…？いいえ！実は弟がいましたー！弟の年齢とは合致。犯人の弟はお父さんに階段から突き落とされて死んでますー！紙を食うのは二人でメシ抜き刑を食らってた時に絵を描いて食べてたからですー！泣くわ！さらった子供たちにはお菓子とおもちゃを与えてたって！泣くわ！

極めつけはDAIGOの最期。外から狙撃班が射殺するんですがこの倒れるシーンがすごい。正面やや下からのアングルに対して倒れて来る。来るんだけどー！