株で損をしたリーマンの確定申告

一昨年は10月ぐらいから始めた株式投資が大当たりで3ヶ月で年収の5分の1ぐらい増えました。で税金もガッポリ取られていたわけですが今年は違いますよ!譲渡益による税金はビタ一文払ってません!年間通してマイナスでしたからね・・・・・ずずーん・・・・・。というわけで株で損をしたサラリーマンの為の株で損をしたサラリーマンによる(ry

で、勘違いしてたんですけど給与所得と合算出来るわけじゃないんですね。以下が勘違いフローチャート。単純に控除なんかも考えず10%の所得税だとします。

年収500万なら50万が所得税で差し引かれてる

株で200万の損をした

年収の500万から株の損失200万を引いて300万なので再計算後の所得税は30万

既に50万差し引かれているので20万還って来るヤター

こう思った人って他にいるんじゃないかなあ?自分だけですか。だから結局のところ現実には還付金とか無いんですけれどマイナス分は向こう3年間にわたって償却出来る(向こう3年間に株で利益を上げても繰り越したマイナス分を超えるまでは非課税)わけでして。となると確定申告をして赤字を繰り越すことを報告しなきゃいけないわけで。

面倒な事はとっとと済ませようとネットで確定申告書を印刷しました。ネットと言いながら国税庁のホームページで印刷&郵送というアナログスタイルでやります。ネットで直接申告って資料が税務署から届いたけどICカードリーダを買えとかふざけたコト言ってるので登録してません。莫大な費用かけて作ったネット申告システムもカードリーダがないとタダの飾りじゃないすか。4000〜5000円なんだろうけど税金を払う為に新たな出費とか普通したくないだろうに。

平成18年度分 平成18年分 確定申告書等作成コーナー
https://www.keisan.nta.go.jp/h18/ta_top.htm

↑ここの右側上部「■所得税の確定申告書 」をクリックすると申告書選択画面になるので「■分離課税の申告書(申告書Bと申告書第三表) 」をクリックします。すると青色・白色の区別と生年月日入力になります。青色申告だと提出書類が増える(弥生会計を使っても相当な手間でした)だけあって税金がお得になるんですが事前申請が必要なので白色を選択して生年月日を入力して「入力終了(次へ)」をクリック。

申告書第三表(分離課税用)

という画面です。ここで「株式等の譲渡所得等 」をクリックすると株式等の譲渡所得等(取引区分の選択)という画面に移動します。証券会社で特定口座を開いている人は上から2行まで読めばOKです。3行目から下は一般人には無縁なものばかりです。簡易申告口座か源泉徴収口座か。どちらかは証券会社で聞いて下さい。取引明細にも書いてあると思います。次は

株式等の譲渡所得等(特定口座・源泉分取引)

という画面です。証券会社から郵送されている特定口座年間取引報告書を見ながら入力して「入力終了(次へ)」をクリックします。(だいぶ下にあるので間違って「もう1件入力する」をクリックしちゃう人も多そう)で次は

株式等の譲渡所得等(本年分損失の繰越確認)

という画面になるので「はい」を選択します。次の画面でいちいち損失額を「悔い改めよ!」とばかりに映し出してきますが怯んではいけません。いくつか確認画面が出て来ますので特に打ち間違いがなければOKを押していきます。ここでようやく

申告書第三表(分離課税用)

という画面に戻って来ます。株式の分はここまででここから先は普通の確定申告になります。その辺りは他に書いている人がたくさんいそうだし入力も簡単なので割愛します。

提出

最終的にはPDFとして出力されるのでそれを全て印刷して(控え分は自ら保管し)特定口座年間取引報告書と一緒に税務署へ持っていくだけです。

自分は面倒なので郵送しています。申告書がすっぽり入る封筒に管轄の税務署住所を書いて郵便局に持ち込んで配達記録で投函するだけです。普通郵便でも届くと思いますが3月15日の期限を過ぎると延滞金が発生するので証拠代わりにも配達記録が良いと思います。

多少ミスがあったとしても重大なミスでなければ郵送だとあまり文句を言われないようで過去(青色申告だった時も含め)に連絡が来たのは還付金を振り込む口座番号が間違っていた場合でした。