僕のセルフ式スタンド体験記・アメリカ編

給油のほとんどが、セルフ式スタンドで発生しており、中には「軽乗用車だから(燃料は)軽油」と思いこんで給油したケースもあった。また、JAFによると、ガソリン代の高騰を反映して「軽油の方が安かったから」との理由で給油するケースも全国ではあるという。

ねーよwwwと思ったけど書き込みを見てて思い出した。俺も昔は似たようなもんだった!

学生時代のアメリカでの話。10年ぐらい前か。国際免許証をわざわざ取ってたから右側通行を体感したくて着いたその日に友達から車を借りて一人でぶいーんとドライブした。出かける前に「大丈夫か?」と聞かれたけど「余裕だよ!」と答えて出発した。内心では「なめんな!左折で左車線に入るほどバカじゃねえ!」なんて思ってた。

けど全く大丈夫じゃなかった。

まず赤信号で止まってたら後ろからクラクション鳴らされて戸惑った。対向車線を見てみるとどうやら赤でも右折はアリらしい。赤なのに右折出来るとか意味わかんねえ!もう曲がらなくていいや!と思ってずんずん真っ直ぐ走った。郊外に出ると交通量も減るし道路もシンプルになるのでだいぶ余裕が出て来たんで行きたいところをいくつか巡り、さーて帰るかー!と思ったその時。

そこでガソリン残量が足りない事に気づく。スタンドどこだー?と少しグルグルすると見つかったので中に入って止める。どうやらセルフ式スタンドのようだとわかる。当時の日本には1つか2つぐらいはあったかもしれないが実際に使ったことは無くて緊張した。窓口みたいなのがあって他の人を見る限りどうやらそこで前払いするらしいとわかる。自分が車を止めたスタンドの番号を告げ10ドルぐらい払ったと思う。

そして給油。日本でガソリンスタンドの店員が入れてるのはもちろん見た事がある。大した手間じゃない。給油口を開けてキャップを外しノズルを突っ込んでレバーを握るだけだ。やってみた。カンタンじゃないか。しかし思ったより手ごたえ無いんだな。もっとドクドク溢れる感覚がホースから伝わってくるのかと思ってたよ。しかも給油完了みたいな合図が無い。よくわからんけど10分はかからないだろうーと感覚で終わりにした。

ガソリンスタンドを出てしばらくしてから異変に気づいた。ガソリン残量が相変わらず足りないのだ。給油してすぐに残量メーターが増えないタイプの車だと思ってたけどこれは明らかに給油出来ていないぞと焦る。仕方が無いので別のスタンドに再び入る。前払いして同じようにやってみるもやはり手ごたえがない。あのドクドク感が!ドヴァドヴァ感が!たまらないはずなのに!こりゃーラチあかんわーって事で隣で給油してたオジサンに聞いてみた。

俺「あのー、すいません・・・やり方わかんないんですけど・・・」

そしたら給油してたオジサンじゃなくて助手席に座ってたオッサンが出て来た。推定50歳で身長180cm超の大男。身なりはコギレイで目付きの悪いハゲ。青い瞳っつーか水色。色素が薄いほど怖い。おそらく、いや確実にカタギじゃない。

オ「どうしたボーイ!」
俺「(うわ何でアンタが!怖いよ!)いや、やり方がわからなくて・・・」
オ「あそこで金払ったか!」
俺「はい・・・」
オ「番号は間違ってないか!」
俺「はい・・・」
オ「じゃあコレだぜ・・・!(ニヤリ)」

と言いながらノズルをかけておく部分をガコンと下に倒したのだ。なんだってー!そんな説明どこにも書いてねーし!てことはアレですかい?最初のスタンドではお金だけ払って給油しなかったバカがいたぜ?とか言われてるわけですかい?ソープに行って金だけ払って射精しなかったみたいですごい嫌な経験。ドコに挿入するかはわかってたんだけどなあ・・・。