最後に出会いたい異性ほど若い時に出会う問題

「どう言ったらいいか分からないけど、彼はどうしようもなく好きと感じさせられる「何か」を持ってる」
「あなたといるのは楽しいし、このままこの幸せが続いていけばいいと思う。でも、あなたに対してその「何か」を感じたことは今まで一度も無かった」

彼氏・彼女に対して感じるそれなりに幸せだけど何かが欠けてるという感覚。

これって若さゆえの感覚じゃないかと思う。とびきり幸せじゃないけれどそれなりに幸せな現彼氏。一方で危なっかしいけどとびきりの幸せを運んでくれそうな元彼氏。20代後半や30代に入ると後者なんて選んでられないけれど20代前半ならば賭ける価値はあるよね。逆に言えば20代前半のうちから前者に決めてしまうのはもったいないような気がするというか。

もちろん全ての人間がそういう気持ちになるわけじゃない。けれどそんなモヤモヤした状態になる人がいる事も事実でこのままでは決してうまく行くはずがない。ましてや結婚なんてしようものならそれこそ不倫のリスクが付きまとう。だから引用元のケースでは別れる事が現在の彼女にとってベストな選択。そういったモヤモヤは脳内シミュじゃ解決しないから。

では将来的にもベストな選択か?と問われると限りなくノーに近い。ほぼ確実に後悔するハメになる。自分も体験したし周囲の人間も男女問わず似たような経験をした人・してる人が少なくない。特に女性はpalさんが以下で言及していたように不利だと思う。

つまりだが、

できるだけ早く結婚することは女のビジネスであり、できるだけ結婚しないでいるということは男のビジネスである。
〜バーナード・ショー

そういうことなのである。

でも人生ってうまくいかないもんで若い時ほど自分にとってベストな異性に出会うように出来てんだよなー。最後に出会いたかった女って10代から20代にかけて出会い尽くしてしまった気がする。別れた事で美化されるからなんだろうけどね。

開き直って運命を信じてみるってのはどうだろう。別れて別々の人生を歩んだとしても運命が5年後ぐらいに再会させてくれるよ的な。その時にお互いの過去を笑いながらも再び手を取り合って一緒に歩いて行けるようになっていれば現在よりはるかに幸せなんじゃないかな。

関連 僕は物体Xを持っていない/後日談
追記 感情の見えない恋愛は破綻する