絵画か音楽か

いつだったかは忘れたけどまあ近くも無く遠くも無い過去に付き合ってた彼女。僕より4歳上で映像関連企業の重役秘書をしていた。その彼女が付き合う直前に言った言葉。

「人間には恋人絵画派と恋人音楽派があって前者は一つの部屋に何枚もの絵を飾る事が可能だけど後者は出来ない」









「何で黙るのよw」
「いや自分なら音楽を聴きながら複数の絵画を眺めるかなあって」
「やれやれキミはボクが引き取るしかないようだ」