五虎湯は45包がおトク
目次
前々回の小青竜湯、前回の甘草湯に続いて五虎湯も比較してみます。
五虎湯ラインナップは4種類
ラインナップは「そこらのドラッグストアで手軽に買える」が基準で「気分が乗れば派生商品も載せてみる」程度なので漢方ガチ勢には向きません。
左から順に
というラインナップ。ツムラには五虎湯自体が見当たりませんでした。
ハピコムの五虎湯はクラシエ製
ネットで検索していたらハピコムにも五虎湯があったのですが製薬会社を確認したらクラシエでした。1番と同じ五虎湯ですね。ネットでの実売価格は1,000円超となっていて本家より高いので選ぶメリットはありません。
五虎湯・主成分比較
主成分は3種類とも同じ五虎湯エキス粉末M*1でその量が異なります。
No. | 種類 | 服用回 | 主成分 1日当 |
希望小売 価格(税抜) |
1 | 1日2回 | 1,575mg | 1,800円 | |
2 | 1日3回 | 2,100mg | 1,800円 | |
3 | 1日3回 | 2,100mg | 7,100円 | |
4 | 1日3回 | 1,575mg | 2,800円 |
表だけ見てもわからんかと思うので自分が確認したかった事項を列挙します。
多く買った方がお得なケース
- 2番と3番は主成分量が同じ
- → 2番が多く必要な時に3番を安く買えればお得
- 1番と4番も主成分量が同じ
- → 飲む回数が異なり1包当りの量も異なるが1日の量は同じ
- → 飲む回数ではなく1日の量だけ考えるのであれば4番は2番のお得用
- 2番が多く必要な時に4番を買う
- →お得ではあるけど主成分量は3/4に減る
- だけどまさかの1日3包ではなく4包飲めば解決!(後述)
残念ながら3番はあまり見かけないし税込7,668円(税抜7,100円)とお高い。
1日2回タイプの方が効く?
- 1包あたりの主成分量は1番が最大(788mg)
- 一方、1日の摂取量で考えると2番と3番>1番と4番(2,100mg>1,575mg)
これまた小青竜湯と同じで2回タイプの方が効くというわけでもなく回数は好みの問題ぽい。
画像にマウスを当てると薬品名が見れます。
No. | 種類 | 服用回 | 主成分 1日当 |
重さ 1包当 |
1 | 1日2回 | 1,575mg | 2.25g | |
2 | 1日3回 | 2,100mg | 2.00g | |
3 | 1日3回 | 2,100mg | 2.00g | |
4 | 1日3回 | 1,575mg | 1.50g |
主成分が3/4に減っている方はそもそも1日に飲む量が3/4だった。*2
主成分の量だけで考えれば少ない4番を買っても1日4包ずつ飲めば全く同じ!!どう分けて飲むか知らんけど。
実売価格ベースだとどれがお得なの?
画像にマウスを当てると薬品名が見れます。
No. | 種類 | ネット価格 | 価格 1包当 |
比率 |
1 | 850円 | 85.0円 | 1.13 | |
2 | 750円 | 75.0円 | 1.00 | |
3 | 7,668 | 85.2円 | 9.00 | |
4 | 1,550円 | 34.4円 | 3.38 |
4番「クラシエ五虎湯エキス顆粒S(45包) 」の圧勝です。
ネット価格と店頭価格はまちまちなので比率も追加してみました。2番が1,000円、4番が1,600円という価格設定のドラッグストアがあったとします。2番の1.00に対して4番の比率は3.38なので2番が1,000円なら4番は3,380円で同等、3,380円未満ならおトク。1,600円はめっちゃ安いという事になります。が、計算めんどいんで「五虎湯は45包がおトク!」って覚えておけばいいと思います。
他の漢方もそうですがネットだと送料がかかるので上記の最安値は参考程度に。1,900円以上で送料が無料になる上に日用品も多数取り扱っててまとめ買いのしやすい爽快ドラッグがオススメです。ビックカメラも1,900円以上で送料無料なんだけど家電店なので日用品まとめ買いには向いてないのがネック。
主成分量が多ければ良いというものでもない
あくまで主成分量に対する価格が安いものを優勝扱いしていますが人それぞれ体は違うので多ければ多いほど良いわけでは無いようです。主成分量が少なくても安いものがあれば試してみる価値はありそう。