銀翹散は大鵬かぜ内服液がお得

目次

小青竜湯甘草湯五虎湯に続いて銀翹散も比較してみます。

銀翹散ラインナップは3種類

ラインナップは「そこらのドラッグストアで手軽に買える」が基準で「気分が乗れば派生商品も載せてみる」程度なので漢方ガチ勢には向きません。

クラシエ 銀翹散エキス顆粒A 9包

クラシエ 銀翹散エキス顆粒A 90包

大鵬かぜ内服液 銀翹散 30mL×3本


左から順に

  1. クラシエ銀翹散エキス顆粒A(9包)
  2. クラシエ銀翹散エキス顆粒A(90包)
  3. 大鵬かぜ内服液 銀翹散(30 mL×3本)

というラインナップ。ツムラには銀翹散自体が見当たりませんでした。

銀翹散・主成分比較

主成分は顆粒が銀翹散エキス粉末で液体が銀翹散エキスと違いはありますが使用している生薬の種類と量*1は同じです。

No. 種類 服用回 主成分
1日当
希望小売
価格(税抜)
1

クラシエ 銀翹散エキス顆粒A 9包

1日3回 5,900mg 1,800円
2

クラシエ 銀翹散エキス顆粒A 90包

1日3回 5,900mg なし
3

大鵬かぜ内服液 銀翹散 30mL×3本

1日3回 9,700mg 930円


表だけ見てもわからんかと思うので自分が確認したかった事項を列挙します。

多く買った方がお得なケース

  • 1番と2番は主成分量が同じ
    • → 1番が多く必要な時、2番を安く買えればお得

クラシエ 銀翹散エキス顆粒A 9包 クラシエ 銀翹散エキス顆粒A 90包お得じゃない 画像

残念ながら3番はあまり見かけないし税込15,660円(税抜14,500円)お高い

内服液タイプの方が効く?

  • 1包(1本)あたりの主成分量は3番が最大(3,233mg)
  • 1日の摂取量で考えると3番>1番と2番(9,700mg>5,900mg)

画像にマウスを当てると薬品名が見れます。

No. 種類 服用回 主成分
1日当
重さ
1包(本)当
1

クラシエ 銀翹散エキス顆粒A 9包

1日3回 5,900mg 2.30g
2

クラシエ 銀翹散エキス顆粒A 90包

1日3回 5,900mg 2.30g
3

大鵬かぜ内服液 銀翹散 30mL×3本

1日3本 9,700mg 30mL


液体と粉末を単純比較していいのかわからないけれど明示されてる主成分量が同じ単位なので内服液が圧倒的すごいという結論に。

実売価格ベースだとどれがお得なの?

画像にマウスを当てると薬品名が見れます。

No. 種類 ネット価格 価格
1包当
比率
1

クラシエ 銀翹散エキス顆粒A 9包

770円 85.6円 1.00
2

クラシエ 銀翹散エキス顆粒A 90包

15,660円 174.0円 1.00
3

大鵬かぜ内服液 銀翹散 30mL×3本

700円 70.0円 1.83





3番大鵬かぜ内服液 銀翹散 30mL×3本」の圧勝です。

 
 


ネット価格と店頭価格はまちまちなので比率も追加してみました。1番も3番も1,000円という価格設定のドラッグストアがあったとします。1番の1.00に対して3番の比率は1.83なので1番が1,000円なら3番は1,830円で同等、1,830円未満ならおトク。同じ1,000円はめっちゃ安いという事になります。3番のネット実売価格の700円は1番の770円を下回っていて非常にお買い得です。が、計算めんどいんで「銀翹散は内服液がおトク!だけど9包でも良い!」って覚えておけばいいと思います。
 
他の漢方もそうですがネットだと送料がかかるので上記の最安値は参考程度に。1,900円以上で送料が無料になる上に日用品も多数取り扱っててまとめ買いのしやすい爽快ドラッグがオススメです。ビックカメラも1,900円以上で送料無料なんだけど家電店なので日用品まとめ買いには向いてないのがネック。

主成分量が多ければ良いというものでもない

あくまで主成分量に対する価格が安いものを優勝扱いしていますが人それぞれ体は違うので多ければ多いほど良いわけでは無いようです。主成分量が少なくても安いものがあれば試してみる価値はありそう。

*1:キンギンカ・レンギョウ各4.26g、ハッカ・キキョウ・カンゾウ各2.556g、タンチクヨウ・ケイガイ各1.704g、タンズシ・ゴボウシ各2.136g、レイヨウカク0.132gより抽出